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グランピングの認知率は約90%

「グランピング」という言葉を知っている人は約90%であることが、当社が行いました無作為のインターネットアンケート調査(650名)で分かりました。

【質問】グランピングという言葉をいつから知っていますか?

【回答】
3年以上前 :15.7%
2年以上前 :19.8%
1年前   :20.3%
最近    :34.0%
知らなかった:10.3%

(「グランピング利用状況調査」株式会社グランシーズ 2020年7月実施)

3年以上前(2015年~2017年頃)にはわずか15.7%にとどまっていた認知率ですが、グランピング施設の開業が増えた2018年、2019年頃から一気のその認知は広まったようです。

 

グランピング経験率はわずか11.6%

一方で、グランピングを経験したことがある人については、わずか11.6%という結果が出ています。

【質問】グランピングを体験したことがありますか?

【回答】
YES・・・11.6%
NO・・・88.4%

(「グランピング利用状況調査」株式会社グランシーズ 2020年7月実施)

認知率は90%近くに上昇したものの、グランピング未体験の人がかなり多いことがうかがい知ることができます。
またグランピング経験者の半数近くがリピーターという結果もアンケートにより判明しました。

 

【質問】グランピングに行った回数?

【回答】
・3回以上・・・17.5%
・2回・・・30.2%
・1回・・・52.4%

(「グランピング利用状況調査」株式会社グランシーズ 2020年7月実施)

個人の好みもあるでしょうが、一度グランピングを体験するとかなりの確率でリピート行動に移る様子もうかがえます。

具体的な施設名として、「妙義グリーンテラス」「藤乃煌」「ワイルドビーチ木更津」「スノーピーク京急観音崎」「ザファーム」「伊勢志摩エバーグレイズ」「グランドーム京都天橋立」「GRAXHANARE」「星のや富士」「グランドーム伊勢賢島」「ネスタリゾート神戸」「森と星空のキャンプヴィレッジ」などの名前が上がっていました。

グランピングを複数回経験ユーザーはかなり行動的で、マイカーで片道200キロ近い移動距離を苦にすることなくグランピングを楽しんでいるようです。
回答者の属性から都会の在住者がヘビーユーザー化しやすい傾向や、所得水準が高く旅行費用の負担が問題になりにくいといったことが推察されます。

いずれにせよ、認知度が高い割に経験者が少ない実態はグランピング業界の成長余力がまだまだ十分ということを示していると思います。

グランピングの未経験者に「なぜ、体験していないのか?」ヒアリングすると、「人気施設はどこも行きたい日はすぐに満室になってしまうから」という回答が返ってくることが多いです。

グランピングの稼働率は高い施設でも年間50%~60%ほどですので、いつも満室というわけではありません。
日本人の余暇は分散化が進んでおらず、皆行きたい日が一緒であるということが原因なのでしょう。

最近は休日の分散化も政府で議論されるようになりました。コロナウイルスの影響でテレワークやワーケーションも注目されています。
今後は、徐々にグランピングの体験率も向上し、業界の裾野が拡大していくことを期待しましょう。

 

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