GLAMPEDIAを運営する株式会社グランシーズは、国内最多のグランピング施設の運営を行うマリントピアリゾートのグループ会社。グランピング施設を実際に運営している立場だからこそ、お伝えできるオペレーションのコツや集客方法など、繁盛施設づくりに必要なノウハウを多数織り交ぜてプロデュースを行っています。
国内最多の運営実績と開発プロデュース実績
2019年12月現在、11か所のグランピング施設を運営し、10施設以上のプロデュース案件を進行中です。現状では、運営施設は関西中心ですが、関東・東海・中国地方のグランピング施設の集客支援業務もグループ企業で請け負っています。
グランピングは新しいビジネスということもあり、実用性のある運営ノウハウや集客ノウハウをお伝えできるプロデュース会社は少なく、国内で最も施設の運営・開発経験があり、実効性のあるノウハウを保有していることが我々の最大の強みとなっています。
企画開発から集客・オペレーションの仕組み作りまでトータルプロデュース
グランピング施設の開発用地選定のアドバイスから、人気施設づくりのポイント、ローコストオペレーションのポイント、施設オープン後の集客サポートまで一貫してトータルサポートができる国内唯一のグランピングプロデュース会社です。
開発用地選定のアドバイスが必要な理由
グランピング施設開発には、いくつか注意すべき点があります。
例えば、どこにグランピング施設を開発するかという土地選び。集客が可能な立地かという点はもちろんのこと、インフラ整備、土地の形状による施設開発のイニシャルコスト、都市計画法・旅館業法・自然公園法の規制など、これらをトータルで判定できるプロデュース会社は国内でも限られます。
グランシーズでは、これまでのグランピング施設のプロデュース経験から、事業性やそもそもの開業の実現可能性を検討し、バランスのとれた企画を心掛けています。
集客力から逆算して施設の訴求ポイントをご提案
施設開発の予算枠を遵守しながら、最大限の集客力を生むグランピング施設づくりを提案します。グランピング施設の集客は、大半はインターネット経由となります。宿泊を検討しているユーザーに響く訴求ポイントは客層によっても異なりますし、季節によっても変化します。どのような画像でユーザーを集めるのか、施設開発当初からこの点を予測し予算を適切に投下していくことが事業成功には不可欠であり、プロデュース業務の成否を分けると考えています。
ローコスト・少人数オペレーションは採用難の時代には必須
グランピング施設の多くは、地方都市に立地します。
過疎高齢化が進むエリアでのグランピング施設の開発も多く、そのようなエリアで事業が立ち上げられるからこそ、グランピング事業の価値があると考えています。過疎高齢化が進むエリアでは、想像以上にスタッフの採用に苦労します。計画通りに人員を集められないケースも想定しておかなければなりません。
特に調理業務など、特定のスキルが必要な人材がいることを前提にしたオペレーションシステムを組んでしまうと、退職や採用難の場合、相当な困難を伴うケースがあります。
少人数で運営でき、高い生産性を実現できるオペレーションの仕組みづくりは、施設の設備やレイアウトとも密接に関連があります。ローコストオペレーションを反映したグランピング施設のプロデュースは実際に運営経験がないと難しい一面があります。
効果のあるグランピング施設の集客ノウハウ・実績を多数保有
一般的な宿泊施設と同様、グランピング施設の集客にはインターネット上でアクセスを集めるスキルとWEBサイトに訪れたお客様から予約をいただくWEB上のクロージングのスキルが必要となります。
WEBサイトにアクセスを集める方法には、SEO対策、WEBメディアへの掲載アプローチ、PPC広告、SNS広告、テレビや雑誌などメディア対策などがあり、非常に多岐にわたっています。SEOがうまくいくためには、施設名称も慎重に検討する必要があるなど、繁盛グランピング施設のプロデュースには、集客を日々研究することが必要と考えています。
オフシーズン・平日の集客対策は企画段階からスタートしている
一般的にグランピング施設は夏休み時期がハイシーズンとなり、冬に向かって閑散期となります。このオフシーズン対策がビジネスの成功を左右します。
秋・冬に人気のグランピングプランを、適切なターゲット層に届けていかなければなりません。
また、グランピングの主要ターゲットであるファミリー客は土曜日の宿泊しか基本ありません。平日に誰をどんな方法で集客するのか。
この点も複数のグランピング施設の運営経験から、効果のある対策方法をいくつか生み出しています。
平日グランピングに来てくれる団体ユーザーや成人女性グループ。例えば団体ユーザーをもてなすには、どのような設備・ハードが必要か。平日、オフシーズンも集客できるグランピング施設をプロデュースできる点も我々の強みです。
運営してみないとわからないトラブル・悪天候対応のノウハウを伝授
グランピング施設を実際に運営してみると、様々なトラブルがあります。
どんな事業でもトラブルはあるかと思いますが、アウトドアビジネスでは、悪天候の際のキャンセル対応や宿泊者対応は特に重要です。またテントを使うグランピング施設では、台風などの自然災害をどう乗り切るかも重要なポイントです。
この点も試行錯誤を重ねた結果、一定のノウハウや知見を持つことができました。自然災害への対応は開業前から検討しておく必要があります。この点まで助言ができるプロデュース会社をグランシーズは目標にしています。
地方出身企業だからこそ理解できるグランピングビジネスの要点
グランシーズは大阪に事業拠点がありますが、母体企業は京都府北部の地方にあります。過疎高齢化が進むエリアの現実、求人難の深刻さ、地方事業者の特徴や意識レベル、周辺住民とのトラブルが発生する可能性など肌感覚で理解できているプロデュース会社は少ないと思います。このような地方特有で発生しがちな問題点を把握し、解決策を提案する姿勢でプロデュース業務に取り組んでいます。
競争が激しくなる?2020年は数多くの企業がグランピングに参入予定
2020年は、多くのグランピング施設が全国で開業を迎えると予測しています。相談ベースの案件は50件以上あり、実際に工事に着手している案件も半分程度はありそうです。
ホテル建設費の高騰やビジネスホテル開発が一巡し、“低イニシャルコスト・高利回りのグランピング”が投資家や事業者に注目されつつあります。このような背景から2020年以降もグランピング参入の流れは活発化しそうです。
施設数が増えてくると、特徴やウリが明確でないグランピング施設は苦戦を強いられるでしょう。人気施設の単純コピーでは、今後は厳しそうです。
参入検討をしている企業の体質や強みをグランピングビジネスに反映する提案
グランピングビジネスの難しさのひとつに「施設の維持管理」があります。
屋外の雨ざらしの中で、美観を維持していくことは想像以上に難しいテーマです。ホテル業出身の企業はメンテナンスをする仕組みや部署があるなど、レベルの高い企業が多いですが、それが難しい企業もあります。その際には営繕管理のための役割分担やルール決めをご提案することもあります。
飲食サービスは、特に経営者の考え方や参入企業のもつ歴史的背景が色濃く反映される部分です。適切なコスト感覚でいかにしてレベルの高いサービスを提供していくか、参入企業のノウハウや意向を加味しながら、施設づくりを進めていくことが重要と考えています。
グランピングで地域活性化の実現!周囲の事業者と提携も検討価値あり!
グランピング施設の差別化や競争優位性を考える視点で、「地域との連携」が今後、重要となってきそうです。
観光分野は国内ビジネスでも需要増加が見込まれる数少ない領域ということもあり、近年は各観光地で、事業者間の連携が活発に行われています。
グランピングビジネスにおいても、今後、「道の駅」・「アクティビティ事業者」・「地産地消のレストラン」・「温浴施設」・「教育関連事業者」・「農家」・「漁業者」との連携事例が増加すると考えられます。
“地方創生”・“地域活性化”・“町おこし”などのキーワードはメディアにも好まれる傾向があり、集客に有利に働くケースが多いため、我々もグランピング施設のプロデュースを考える際、この点を重視しています。
現在、進行中の案件をふくめ、様々な地域活性化の事例を紹介できるよう活動を続けていきます。