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レベニューシェアモデルによる第1号施設 グランドーム伊勢賢島がオープン

GLAMPDOME伊勢賢島 2019年8月オープン

GLAMPDOME伊勢賢島は、約9000㎡の敷地にドームテントが12張、ベルテント2張、オートキャンプ2サイトの施設構成。年商の予測は1億3,000万円ほど。

運営主体は大阪のコンサルティング会社のシイエスピーク株式会社。同社の吉井社長がキャンプ好きということもあり、主体的に施設づくりに興味を持たれ、細部までリーダーシップを発揮されたことで、用地手配から半年余りで開業にこぎつけることができた。

 

 

グランピング施設の開業に志摩市は好意的

当初、三重県志摩市に地縁のない大阪企業がグランピング事業を展開することに、地元から反発があるのではないかと心配していたが、皆無であった。

吉井社長自身が伊勢という土地が好きで、何度もキャンプや魚釣りに足を運んでいた事実も大きかったが、過疎化や高齢化が進む志摩市の活性化に本事業が有意義であると、受け入れていただいたことが一番だったと思う。

 

 

施設整備、食事プラン、雇用で地元経済へ貢献

グランドーム伊勢賢島では、管理棟のリフォームやウッドデッキ、表土改良で地元の建築事業者や土木事業者、電気工事業者の皆さんにお世話になった。

短い工期であったが、地元の業者の方は協力的で、仕事は順調に進んだ。

グランドーム伊勢賢島の一番の売れ筋プランは「三重ブランドのグランピングプラン」。地元三重の食材を強く意識して、牛肉や魚介類は地元業者のお世話になっている。

雇用面でも20代~30代の正社員2名、アルバイト・パート社員6名を地元から採用しており、若者の地元定着に貢献している。

 

 

ホームページの運営はサカネット社

グランドーム伊勢賢島の集客サイトの作成と運用は、マリントピアリゾートグループの株式会社サカネット(大阪市北区)が担当。

サカネットはマリントピアリゾートの宿泊施設のサイト作成や運営業務を担当している。グランドーム伊勢賢島はマリントピアのグランドーム京都天橋立やファームグランピング京都天橋立のサイトからの送客も多く、プレスリリース直後から多くの予約をいただき、開業初月(8月)の稼働率は80%を超える勢いで推移している。

 

 

テレビCMと外部サイトの被リンクSEO効果

マリントピアリゾートではグランピングのテレビCMを2019年6月に行った。

この効果もあり、サカネットが運用している15のWEBサイトは月間で170万アクセス超え、SEOも随分強くなった。

また、露出が拡大したことで、旅行情報サイトやアウトドア情報サイトへの掲載も進展があった。これらの実績のある複数サイトから被リンクをいただいた効果はとても大きいことを実感できた。

グランドーム伊勢賢島も、サイトをリリースした直後から「グランピング+伊勢志摩」や「グランピング+三重」などの重要キーワードで検索順位1位もしくは2位を確保できており、集客が順調に推移する原動力となっている。

通常、サイトを立ち上げた場合、SEO効果があらわれるのは、早くて半年と言われている。

 

 

周辺観光施設との連携効果

グランピングはいわばキャンプ場の延長施設である。

高級ホテルのように全てが施設内で完結するわけではなく、ユーザーもその点を理解しながら施設を利用している。

当該施設は旅館業法の許可を取得している施設であるから、当然シャワー設備、トイレなどは完備されているが、天然温泉や大浴場のリクエストには近隣の日帰り温泉施設と提携して対応している。

またマリンレジャーも周辺のマリンアクティビティ事業者と連携し、相互連携の関係を構築している。

 

良い意味でグランピングは大型ホテルのように自施設にて全てを完結できない。ゆえにグランピング施設が地域に広く貢献できるといえる。

 

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